2023年03月27日
利休忌
おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2023.03.27第一面より引用掲載させていただきました。
利休忌の海鳴せまる白襖 鷲谷七菜子『花寂』

旧暦2月28日は利休忌。京都大徳寺では3月27日、28日に利休忌を催す。茶道の心得もない私には、掲句の場景からふと浮かぶのは井上靖の短編「利休の死」の場面である。
庭に竹藪がさざめく利休の堺の居宅の白襖に海鳴りが迫ったものかは知らない。が、利休が秀吉からの使いを待つ日の佇まいには海鳴りと白襖がぜひ必要な気がする。
初見に「大欲物」と秀吉を見抜いて以来利休は秀吉が大嫌い。秀吉もまた唯の茶の友以上になる利休を許せなかった。(宮坂静生)
※日本農業新聞2023.03.27第一面より引用掲載させていただきました。
利休忌の海鳴せまる白襖 鷲谷七菜子『花寂』

旧暦2月28日は利休忌。京都大徳寺では3月27日、28日に利休忌を催す。茶道の心得もない私には、掲句の場景からふと浮かぶのは井上靖の短編「利休の死」の場面である。
庭に竹藪がさざめく利休の堺の居宅の白襖に海鳴りが迫ったものかは知らない。が、利休が秀吉からの使いを待つ日の佇まいには海鳴りと白襖がぜひ必要な気がする。
初見に「大欲物」と秀吉を見抜いて以来利休は秀吉が大嫌い。秀吉もまた唯の茶の友以上になる利休を許せなかった。(宮坂静生)