2025年04月03日
夜桜
おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2025.04.03第一面より引用掲載させていただきました。
『夜桜を彼の世のひととみていたり』 長井寛「十七会」

夜桜が醸す妖気はこの世あの世の境を越えたもの。
〈夜桜や花の魑魅(すだま)に逢はむとて〉(大石悦子)という句がある。
夜桜には被此(ひし)の間を魑魅が行き来する。夜桜をあの世から彼の世のひとが見つめる。夜桜をこの世から此の世の人が見る。これは魑魅の手引きであろう。同じ夜桜を見つめながら、桜にいつかうっとりと溶けあっている。六十代の頃はこんな気分ではなかった。コロナ蔓延を境に不安な気分が、かえって、夜桜を見ると身に迫るのである。(宮坂静生)
※日本農業新聞2025.04.03第一面より引用掲載させていただきました。
『夜桜を彼の世のひととみていたり』 長井寛「十七会」

夜桜が醸す妖気はこの世あの世の境を越えたもの。
〈夜桜や花の魑魅(すだま)に逢はむとて〉(大石悦子)という句がある。
夜桜には被此(ひし)の間を魑魅が行き来する。夜桜をあの世から彼の世のひとが見つめる。夜桜をこの世から此の世の人が見る。これは魑魅の手引きであろう。同じ夜桜を見つめながら、桜にいつかうっとりと溶けあっている。六十代の頃はこんな気分ではなかった。コロナ蔓延を境に不安な気分が、かえって、夜桜を見ると身に迫るのである。(宮坂静生)
Posted by ゴンザレスこと大西實 at 08:12│Comments(0)
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