2022年05月31日

まち協ニュース6月号早見版その2

まち協ニュース早見版の後半です。




  


Posted by ゴンザレスこと大西實 at 17:27Comments(0)学区まちづくり協議会事業

2022年05月31日

まち協ニュース6月号早見版その1

まち協ニュース6月号を順次掲載します。
メインニュースは、3年ぶりの「市民大会」です。結果は掲載していませんが、見事優勝です!


今年も計画しています「鮒ずし教室」

トップニュースは、復活した、島アドベンチャー事業。サポーターの皆さんの協力により、無事成功しました。


懐かしの古写真は「大中編」です。
以上、第一弾でした。

  


Posted by ゴンザレスこと大西實 at 11:31Comments(0)学区まちづくり協議会事業

2022年05月31日

レールと草

おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2022.05.31第一面より引用掲載させていただきました。
草なかに隠れゆかむとするカーブ見えて静けし夏の日射しに   高嶋健一『草の快楽』

 夏草の生い茂るなかに、レールが走っている。初夏の陽射しをあびて、レールの表面が鋭く輝く。その光はシンと澄んでいて、何か、静けさを呼び起こすような感じだ。
 レールはかすかにカーブしながら、草むらのなかに吸い込まれてゆく。表面の光の反射が夏草の緑のなかに吸い込まれる。
 列車が近づいてくる。レールがその振動でシュンシュンと鳴り出す。そんなけだるい初夏の昼さがり。(大辻隆弘)
  


Posted by ゴンザレスこと大西實 at 07:39Comments(0)出来事

2022年05月30日

立志伝

おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2022.05.30第一面より引用掲載させていただきました。
日の盛寂しきものに立志伝    松野苑子『遠き船』

 過日、私は高校同期の畏友長瀬要石から『評伝福田赳夫』を貰った。680頁の大著には福田の国際協調を視野に、経済・財政面での抜群の舵取りに長けながら、田中角栄の金権と派閥に阻まれ、2年余りで首相の座から降ろされた悲運の生涯が描かれ感動的だ。
 掲句から思い浮かぶのは角さん。日本列島改造論は全国を新幹線と高速自動車道で結ぶ角さんの立志伝中のハイライト構想。恩恵によくしているが、長い目で見ると、環境破壊の一点だけでも寂しいか。(宮坂静生)
  


Posted by ゴンザレスこと大西實 at 09:56Comments(0)出来事

2022年05月28日

蟾蜍(ヒキガエル)と夏草

おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2022,05,28第一面より引用掲載させていただきました。
もしやわれひと攫(さら)ひしや蟾蜍(ひきがへる)息ひそめをる夏草のなか   
        前登志夫『落人の家』


 この季節、毎晩、カエルの鳴き声がかまびすしい。いろいろなカエルのなかでもヒキガエルの声はかわいい。その茶色の大きな図体にも似ず、まるで鳥の啼くような声で、くぅくぅ、きゅうきゅう、と鳴く。どこか夢見るような気分にさせてくれる声だ。作者の前登志夫は、吉野の住人。夏草の深く繁るなかで、そのヒキガエルの声を聞く。すると、自分がまるで、古代の人さらいではなかったのか、という幻想が心のなかから湧いて来る。
               (大辻隆弘)
  


Posted by ゴンザレスこと大西實 at 07:46Comments(0)出来事

2022年05月27日

掃除機を曳く

おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2022.05.27第一面より引用掲載させていただきました。
掃除機を後ろに曳くも
青葉冷え
   森賀まり『しみづあたたかをふくむ』

 「後ろに曳く」とは。はじめ掃除機の内蔵本体を後ろにひきづりながら長いアームを自在に動かすものと思った。「掃除機」の本体はどこか、おかしい。奥方に伺いを立てた。先日テレビでやっていましたよ。アームを手前に曳くことではないかと簡単にのたまう。
 アームを押すのではまく、曳くこと。なるほど、押せ押せとばかり戦後を生きてきた者には時代はいつか手前に曳く、細やかな時に替わっていた。青葉の頃の肌寒さ。もの思う句でもある。(宮崎静生)
  


Posted by ゴンザレスこと大西實 at 07:53Comments(0)出来事

2022年05月26日

バラ園と大型カメラ

おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2022.05.26第一面より引用して掲載させていただきました。
薔薇園に満開の薔薇 大型のカメラを構える男を避ける                      牧野芝草『勾配』

 バラ園にバラが美しく咲きそろう季節だ。かぐわしい香りのなか、作者はまるでフランスの王侯貴族になったような気分で庭園内をそぞろ歩きをする。すると、舗道の真ん中に三脚を開く男が一人。大型カメラのレンズを花に近づけ、全神経を集中してバラを撮影している。その無粋な姿を見て、作者はちょっとだけ興ざめしたのかもしれない。
 が、彼もバラを愛する人間。バラ好き仲間だ。作者の胸に親近感が湧いてくる。(大辻隆弘)
  


Posted by ゴンザレスこと大西實 at 08:22Comments(0)出来事

2022年05月25日

島アド「島王」

島アドベンチャー
記録写真をアップします!


出発前のセレモニーです。「島王」の旗印を先頭に、本日のサポーターの皆さんの紹介がありました。



今回は「白王山」の登頂と縦走です。通称「西の江」の登山道入り口から登り始め、途中「しょんべん岩」「精霊山」「見晴らし台」を経て波口(ばくち)神社までのコースです。



大人でも、一気に登るとしんどいです。こどもたちはなぜか重たそうなランドセルを背負って頑張っています。



見晴台では、西の湖や権座が一望できて、みんな「あそこは何処?」と現地案内人に質問していました。





天候も無事に過せて、総勢125人の、大移動のハイキングでした。関係者の皆様お疲れ様でした。  


Posted by ゴンザレスこと大西實 at 08:32Comments(0)島小学校

2022年05月25日

砂丘の砂と靴

おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2022.05.25第一面より引用掲載させていただきました。
靴振ればいつまでも砂出てて夏    榮猿丸『点滅』

 有季定型の写生句、作為のない言葉が新鮮だと句集あとがきにある。
 掲句の「いつまでも」には手品を見ているような読み手を不思議な気持ちに誘う巧みさがある。
 夏の砂丘でも歩いてきたものか。靴の中がざらざらした。靴を脱いで中野砂を出す。逆さにすると砂が出てくる。こんなにどうして入ったのだろうといぶかしくなる。それでも出てくる。つまらないことに拘る(こだわる)ものだと自分自身嫌にもなる。退屈さに拘るのが若者の特権だ。(宮坂静生)
  


Posted by ゴンザレスこと大西實 at 07:38Comments(0)出来事

2022年05月24日

アイスクリーム

おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2022.05.24第一面より引用掲載させていただきました。
アイスクリーム手にスキップの幼女ゐてどこかはなやぐ午後のスーパー  
        持田綱一郎『愛河波浪哀歌』


 アイスクリームがおいしい季節になった。午後のスーパーマーケット。幼い子どもが、手にアイスをもってスキップしている。きっとフードコートでお母さんにそれを買ってもらったのだろう。その子は鼻歌を歌い、笑みをたたえている。
 笑顔の子どもがいると、その場がパッと明るくなる。夕飯の買物で忙しい店内が平和な母と子の姿。あるふれた日常風景が大切に感じられる今日。(大辻隆弘)
  


Posted by ゴンザレスこと大西實 at 08:40Comments(0)出来事