2022年12月31日

2022年12月31日

2022年12月31日

2022年12月28日

牡蠣殻

おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2022.12.28第一面より引用掲載させていただきました。
牡蠣殻を波は洗へりひとの手をよごす仕事の世にいくつある    鈴木加成太『うすがみの銀河』

 カキがおいしい季節になった。生ガキにレモンを絞って口に入れる。濃厚な潮の味が口の中にジュワー、とひろがる。たまらない。
 港湾にカキの殻が捨てられている。その殻が波に白く洗われている。それを見て作者は、カキの殻を剥き、指を汚してその身を取り出した人の手を思う。
 「働く」ということは自分の手を汚すことだ。そんな感慨が若い作者の胸に去来する。  (大辻隆弘)
  


Posted by ゴンザレスこと大西實 at 10:37Comments(0)出来事

2022年12月27日

松飾り

おはよう!
今日の名歌と名句

※日本農業新聞2022.12.27第一面より引用掲載させていただきました。
松を積む辺りや山気年の市   正木ゆう子『羽羽』

 年末に正月用の注連縄飾りや縁起物などを売る年の市風景は毎年のことでありながら、懐かしい。
 正月の松飾り用の松を山のように積み上げてある。山から切り出したばかりの松脂(マツヤニ)の匂いを伴う特有な芳香が辺りに漂う。作者は「山気」と捉まえた。
 山気とは山の神が発散させる霊気である。目には見えなくてもどこか神々しい清々しさがある。
 正月には山気と海気とが溶け合う。年の始めの淑気を私はそのように想像する。(宮坂静生)
  


Posted by ゴンザレスこと大西實 at 09:34Comments(0)出来事

2022年12月27日

卓袱台(ちゃぶだい)

おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2022.12.26第一面より引用掲載させていただきました。
時々の花が卓袱台(ちゃぶだい)に活けてあり昭和のドラマはゆっくり進む  入江春栄『夢』

 今のテレビドラマはワンクール展開が普通。三ヶ月で物語が終了する。が、昭和の時代は違った。同じドラマが半年続く。あるいは一年続く。そんな長いドラマもあった。
 その分、話の展開もゆっくりだった。卓袱台を囲んだ何気ない家族の会話が長々と続く。春、夏、秋、冬と季節が巡るなかで花挿しに活けてある花も徐々に変わってゆく。昭和という時の流れがそのなかに滲み出る。(大辻隆弘)
  


Posted by ゴンザレスこと大西實 at 08:16Comments(0)出来事

2022年12月26日

しめ縄教室

【自分で一からしめ縄を作ってみましょう】
主催:文化遺産としての松明を次世代へ贈る会
今年も島コミセンを会場に「しめ縄教室」を開催しました!
ものづくりの難しさや楽しさを感じながら、穂が出る前に刈り取ったしなやかな青々とした餅わらを使って、自分だけのしめ縄を作り新年を迎えましょう!





主催者責任者感想とお礼のあいさつ
本日は、寒い中たくさんのご参加を頂きありがとうございました。おかげさまで今年は150名の方々にしめ縄体験をしていただくことができました。
今年度も、コロナ対策など参加者の方々にもご協力いただきました。無事、イベントを終えることができ喜んでいます!
参加者の方々を始め、関わっていただいた多くの方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
本当に、ありがとうございました。
  


Posted by ゴンザレスこと大西實 at 09:57Comments(0)出来事

2022年12月24日

夢聖樹(Xmasイブ)

おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2022.12.24第一面より引用掲載させていただきました。
野にひとり残さるる
          夢聖樹に灯
    一志貴美子『現代俳句年鑑2023』

 クリスマスツリーが灯される。明るく楽しい。「聖樹に灯」の堅い表現には日本人好みの格調がある。
 キリスト降誕祭の前夜、厳粛で華やかなイブである。それなのに、自分は広い嚝野にひとり取り残されている。周りには誰もいない。これは夢とはいえ、なんともさみしい。
 掲句は、作者の昨年(2021年)のイブ詠である。その頃から体調がすぐれなかったものか。結社最高の賞を貰い、現代俳句協会会員として燃えている最中、10月5日、忽然と逝去された。神は何処に。(宮坂静生)
  


Posted by ゴンザレスこと大西實 at 07:58Comments(0)出来事

2022年12月23日

Xmasイブ

おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2022.12.23第一面より引用掲載させていただきました。
聖書にも余白はあるか魂しひの水際に立てるイエス・キリスト   篠原節子『コラールの風』

 明日はクリスマスイブ。キリスト生誕の夜がやってくる。
 聖書はイエスの言葉や行動を彼の死後に弟子達がまとめた書物。その背後には、聖書には記されなかった彼の言葉が膨大にあったはずである。作者は記されなかった聖書の「余白」の部分に思いを致す。
 異端の名を刻され、人心を紊乱(びんらん)した咎(とが)によって十字架に就いたイエス。彼の魂のぎりぎりの水際を思いみる作者。(大辻隆弘)
  


Posted by ゴンザレスこと大西實 at 07:46Comments(0)出来事

2022年12月22日

市職員(新規採用職員)研修

近江八幡市職員の故郷学習(新人研修)
島学区まちづくり協議会(島コミセン)に訪問していただきました。
12月22日、若い市職員の方4名の方が、島学区のまちづくりについて研修されました。
対応は、大西センター長が、「権座」の取組みや、後継者育成、イベントの活用、まちづくりは人づくり(リーダー養成)などなど、若い職員に求めるものと題してお話しさせていただきました。



大西談「みなさん、とても熱心で1時間半の間、輝く眼差しで話を、ど真剣に聞き入ってくださいました。これなら未来の近江八幡市も安泰・・」  


Posted by ゴンザレスこと大西實 at 15:39Comments(0)学区まちづくり協議会事業