2022年01月28日

津波砂漠

おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2022.01.28第一面より引用させていただきました。
寒念仏津波砂漠を
     越えゆけり
 照井翠『泥天使』

 東日本大震災から11年が経つ。復興へ向けて槌音が響く中でも、忘れ難い「津波砂漠」の語が想い出される。
 掲句は、3.11大震災から3年目の釜石詠か。「津波砂漠」とは津波のもたらした泥のために全てが水没した泥の中野状態をいう、例えば防災センターは2階の天井から10㌢下に津波泥の線が付き、以下は水没。ビル周辺は泥砂漠だという。
 寒念仏を唱えながら僧がそこを越えてゆく。その先は氷点下の雪の浜だった。(宮坂静生)
  


Posted by ゴンザレスこと大西實 at 08:53Comments(0)出来事