2022年01月13日

雪国

おはよう!今日の名歌と名句

※日本農業新聞2022.01.13第一面より引用させていただきました。

はてしない祈りのような雪が降る南の町のわたしの耳に 
永田愛『LICHT』


 雪という自然現象に対する思いは、雪国に住む人と、私のように温暖な土地に暮らす人間では、大きく違う。雪の少ない三重県で暮らす私は、雪を天からの贈り物であるかのように感じてしまう。雪国の人からすれば「何と呑気な」と思われるだろうが。作者の永田愛は徳島在住。温かい阿波はまさしく「南の町」なのだ。そこに降る雪は、まるで清らかな祈りのように作者の耳たぶに舞い降りる。今年、徳島に雪は降るのだろうか。
                           (大辻隆弘)
  


Posted by ゴンザレスこと大西實 at 10:42Comments(0)出来事