2022年01月15日
2022年01月15日
火消し壺
おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2022.01.15第一面より引用させていただきました。
風呂の燠(おき)収めてひと日の竟(つひ)とせし火消壺いまも倉うちにあり
伊勢方信『零時まへ』

昔、炊事場の端や、風呂の焚き口に、火消壺というものが置かれていた。陶器で出来た黒い壺で「火の用心」という札がその表面に張られていた。
炭や薪の火に水を掛けて消すと有害なガスが発生する。その危険を回避する為にあのような壺があったらしい。薪をそこに収めて蓋をする。それが一日の最後の仕事だったのだ。
倉の中に置かれたままの火消壺。その壺とともに昔の生活がよみがえってくる。(大辻隆弘)
※日本農業新聞2022.01.15第一面より引用させていただきました。
風呂の燠(おき)収めてひと日の竟(つひ)とせし火消壺いまも倉うちにあり
伊勢方信『零時まへ』

昔、炊事場の端や、風呂の焚き口に、火消壺というものが置かれていた。陶器で出来た黒い壺で「火の用心」という札がその表面に張られていた。
炭や薪の火に水を掛けて消すと有害なガスが発生する。その危険を回避する為にあのような壺があったらしい。薪をそこに収めて蓋をする。それが一日の最後の仕事だったのだ。
倉の中に置かれたままの火消壺。その壺とともに昔の生活がよみがえってくる。(大辻隆弘)