2022年02月01日
高層ビル群
おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2022.02.01第一面より引用させていただきました。
逆さまの黒鍵のごとくビルは立つ夕暮れさえも冷たき冬に 嶋稟太郎『羽と風鈴』

大寒の頃、空気は研ぎ澄まされたように澄んでいる。夕方、空に残る夕日の赤色もさえざえと冷たい。
そんな残照の空をバックに高層ビルが立ち並んでいる。ビルはそれぞれがシルエットとなって西空に連なる。それはちょうどピアノの黒鍵のようだ。
ピアノの前に座った時とは逆に、空へと伸びる黒鍵たち。無機質な都会の風景を詩的なまなざしで見つめようとする若者の姿が感じられる歌。(大辻隆弘)
※日本農業新聞2022.02.01第一面より引用させていただきました。
逆さまの黒鍵のごとくビルは立つ夕暮れさえも冷たき冬に 嶋稟太郎『羽と風鈴』

大寒の頃、空気は研ぎ澄まされたように澄んでいる。夕方、空に残る夕日の赤色もさえざえと冷たい。
そんな残照の空をバックに高層ビルが立ち並んでいる。ビルはそれぞれがシルエットとなって西空に連なる。それはちょうどピアノの黒鍵のようだ。
ピアノの前に座った時とは逆に、空へと伸びる黒鍵たち。無機質な都会の風景を詩的なまなざしで見つめようとする若者の姿が感じられる歌。(大辻隆弘)