2023年10月17日
白木槿(しろむくげ)
おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2023.10.17第一面より引用掲載させていただきました。
白木槿(むくげ)白よりほかの色知らず 本井英『守る』



矜持(きょうじ)がある。垣根の木槿は白。生き方にあえて拘(こだわ)る。すがすがしい。
虚子の研究家として主宰誌「夏潮」の別冊虚子研究を出し続ける。立派だ。虚子は古いというものではない。
俳句は短詩型だけに表現のさまざまな試みがされ、バラエティーに富む。これは変化で、進歩ではない。
作者に「生きてゐるだけで御の字花野ゆく」という句もある。このところ「声」を失う手術をしたと掲句の句集あとがきで知った。詠まれる句も厳しい。「白」とはいのちの色とは胸を打つ。(宮坂静生)
※日本農業新聞2023.10.17第一面より引用掲載させていただきました。
白木槿(むくげ)白よりほかの色知らず 本井英『守る』



矜持(きょうじ)がある。垣根の木槿は白。生き方にあえて拘(こだわ)る。すがすがしい。
虚子の研究家として主宰誌「夏潮」の別冊虚子研究を出し続ける。立派だ。虚子は古いというものではない。
俳句は短詩型だけに表現のさまざまな試みがされ、バラエティーに富む。これは変化で、進歩ではない。
作者に「生きてゐるだけで御の字花野ゆく」という句もある。このところ「声」を失う手術をしたと掲句の句集あとがきで知った。詠まれる句も厳しい。「白」とはいのちの色とは胸を打つ。(宮坂静生)