2023年10月16日

庭の柚子と金木犀

おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2023.10.16第一面より引用掲載させていただきました。
色づきし柚子をみやげに訪(と)ふ家のここにも木犀(もくせい)の香り漂う   佐藤直子『大和幻想』

 夏が暑かったせいか、今年は金木犀の開花が少し遅い。あの香りが遠くから漂い出すと秋本番という感じになる。
 少し黄色くなりはじめた庭の柚子をいくつか手にとって、作者は友人の家を訪ねる。門の前に立つ。庭からなのか、垣根からなのかわからないが、金木犀の香りがふっと鼻をよぎる。手の中にある柚子の香。漂ってくる金木犀の香。香りと香りのコラボレーション。(大辻隆弘)
  


Posted by ゴンザレスこと大西實 at 11:32Comments(0)出来事