2023年06月21日

公園の噴水

おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2023.06.21第一面より引用掲載させていただきました。
時刻(とき)を置き噴きあがりくる噴水を背後に待てり公園の午後   藤岡武雄『天空の夢』

 梅雨の晴れ間。午後の公演で子ども達が歓声をあげている。噴水だ。地面から間欠泉のように吹き上がる水に子どもたちの服がぬれる。その領域だけ、空気が湿気を帯びひんやりする。
  大正15年生まれの作者は、そんな公園でひとときを過しているのだろう。背後で水が吹き上がる。冷たい空気が背後から流れてくる。ベンチに座る作者の首筋がしっとりとぬれる。(大辻隆弘)
  


Posted by ゴンザレスこと大西實 at 07:40Comments(0)出来事