2023年09月21日

赤蜻蛉(あかとんぼ)

おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2023.09.21第一面より引用掲載させていただきました。
目に見えぬ水面が空にあるゆゑに秋津は等しき高さに群るる   柴田典昭『野守の鏡』

 夕方、限りない数の赤とんぼが浮かんでいる。彼らは地面から同じ高さを保って飛んでいる。まるでそこに水平に水をたたえた水面が横たわっているかのように。
 赤とんぼは、その水面を滑るように漂っている。彼らの目にはその位置が確かに見えるのである。
 「秋津」はとんぼの古名。日本列島が「秋津島」と呼ばれた事からも分かるように、とんぼは昔から土地の豊かさの象徴だったのだ。(大辻隆弘)
  


Posted by ゴンザレスこと大西實 at 08:02Comments(0)出来事