2023年08月18日

天鵞絨

おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2023.08.18第一面より引用掲載させていただきました。
ジャズ歌手のジョニー・ハートマンの天鵞絨(ビロード)の声にくるまれ夏夜まどろむ  
清水泰子『魁夷の馬』


ジョニー・ハートマンは往年の男性歌手。甘い歌声で有名だった。サックス奏者のジョン・コルトレーンと共演したアルバムなどは、私の愛聴盤であった。
 夏のけだるい夜、とろけるような彼の声に包まれて眠りに落ちる。至福の時間だ。まるで柔らかい肌ざわりのビロードにくるまれているようだ。「天鵞絨」という古風な漢字も効果的。天上から舞い降りてくる鵞毛(がもう)のような・・・。(大辻隆弘)
  


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2023年08月17日

盂蘭盆会

「盆と正月は仏教行事の両大関」
とは、さる住職の言葉。言い得て妙。それほどなじみ深い一大行事だ▶
▼人はめでたいことが重なった時、「盆と正月が一緒に来た」と言うが、先祖供養の盆まで入れるのはどうか。盆はやはり亡き人をしのび、祖霊の御霊を敬いたい。離れた家族がうちそろい、、昔話に花を咲かせるだけで供養になる▲

▲仏教学者・千葉公慈さんの著書によると、盆は「盂蘭盆会」の略。仏陀の弟子が、地獄に落ちた最愛の母を助け出す話に基づく。痩せ衰え逆さづりにされ、鬼の責め苦を受ける母。救うには、百日修行が開ける7月15日に大勢の僧侶の力を借り、供養しなければならないという。そこで修行明けの僧侶たちに食事を振る舞い共に祈ると、母は菩薩となって天上界へ▲(中略)▲盆帰省が終われば、死者も生者もしばしふるさとを離れ、村はまたひっそりと静まり返る。※日本農業新聞2023.08.16第一面「四季」より引用掲載させていただきました。
  


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2023年08月15日

避難所閉鎖のお知らせ

【避難所を閉鎖することについて】
近江八幡市からお知らせします。
台風7号の接近により、昨日から自主避難のために開設していました避難所(各学区コミュニティセンター)につきましては、本日8月14日午後4時の段階で避難者がおられない場合は閉鎖します。
  


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2023年08月14日

避難所開設しました

お知らせ
台風7号の影響で、島コミセンを避難所として、本日8月14日午後6時から開設しました。  


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2023年08月10日

島の子どもの夏まつり2023スナップフォト紹介

「島の子どもの夏まつり2023
大盛況のフィナーレ「抽選会」
     最高潮でした。

「みんな笑顔で夏の一時を楽しみました!」
その様子をベスト12のフォトで紹介します



一番早くから大人気です「かき氷」なにしろ暑かったからね


この夏の注目は、なんといっても「スマートボール」子どもよりも大人がやりたかったみたい。
※まち協事務局員の中谷欣吾さん手作りです。

輪投げも、誰にでも気軽に参加出来て人気ありました。

「工作夢中!」

頑張っていた「島のゆるきゃら」紅芭(いろは)ちゃん!中に入っていたスタッフはまち協文化教養部会長の某氏。汗だくでダウン寸前でした。

島小PTA運営の「射的」も大人気でした。賞品のお菓子が凄い




夏まつりのメインイベントは、大道芸人「よしよし」さんのダイナミックなコミカルショーです。観客も大興奮!



フィナーレは「大抽選会」です。みんな注目。当選者はおめでとうございます。外れた方は、来年また頑張ってね。  


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2023年08月09日

長崎爆心地

おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2023.08.09第一面より引用掲載させていただきました。
地に十字切るや十薬爆心地    小谷一夫『岳俳句鑑Ⅵ』

 地に蔓延(はびこ)る十薬の花が十字を切っている。四枚の白色の苞片(ほうへん)が花弁のように見える。それが長崎の爆心地だというのである。
 作者は長崎で被爆し、仮死状態であったが、奇跡的に助かっている。それだけに、厳しい体験は、例えば南に帰り行く燕にも「殉教地空に十字を切る帰燕」と詠まざるを得ない。
 長崎忌とは悲しい季語である。広島忌も原爆忌も生涯原罪のように背負う者の免れ難い苦しみをこれ以上、広めたくない。切実な叫びである。今日は長崎忌。(宮坂静生)
  


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2023年08月08日

さるすべり

おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2023.08.08第一面より引用掲載させていただきました。
サルスベリてんでに花枝をのばす先まき雲からむ立秋の空   松森邦昭『しゃれこうべの歌』

今日は立秋。まあ暦なんてものは、人間が勝手に決めたものであって、自然は人間のおもわくなどお構いなしだ。今日もひたすら暑い。
 が、それでも今日から秋と思うと、眼に見えるものが変わってくる。
 高い枝の先にいっぱい花をつけるサルスベリ。ふと気づくと、その枝の向こう空に毛羽だつような巻雲が見える。秋の雲だ。つい数日前まで入道雲しかなかった空に、ほんの少しだけれど、秋の気配。(大辻隆弘)
  


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2023年08月07日

島の子どもの夏まつり2023

大盛況!「島の子どもの夏まつり2023」
総勢350人以上の参加でした!
当日の様子をカメラルポで紹介します!








  


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2023年08月07日

オホーツクの海

おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2023.08.07第一面より引用掲載させていただきました。
オホーツクの遥かな漁り花萱草(かんそう)   五十嵐秀彦『暗渠の雪』

 私はオホーツクを一度、瞥見(べっけん)しただけでじっくりと見つめたことがない。それ以来、郷愁にも似た思慕がある。あの茫洋(ぼうよう)たる掴みどころがない思いに浸りたいという気持ちだ。
 掲句の構図を気に入っている。花萱草が咲く荒涼たる原野。滄溟(そうめい)たるオホーツクの大海原の遥かに漁船。
 先日、不思議な地図を見た。ユーラシア大陸(ウラジオストク)から島国日本を見た地図である。日本海を内海に笠のように掛かった花綵(かさい)列島の頼りなさよ。ふと、掲句を思い浮かべたのである。(宮坂静生)
  


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2023年08月05日

電車の窓から聞こえる蝉の声

おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2023.08.05第一面より引用掲載させていただきました。
コロナ禍に窓開け走る電車うちに届く蝉のこゑ今盛りなり    横山季由『唐鬼』

 そういえば、去年の今頃、電車の車窓は大きく開けられていた。喚起のためだった。車内は冷房が効かず、熱風が入ってきて、暑かった。
 人間と違って蝉はコロナを知らない。いつもの夏と同じように、この夏かぎりの命を慈しんで鳴きしきる。その生命観あふれる声が、聞かれた窓から車内に飛び込んでくる。
 つかのまの命を謳歌する蝉たちの声。それを聞きながらじっと身をひそめていた去年の夏。(大辻隆弘)
  


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