2023年08月05日
電車の窓から聞こえる蝉の声
おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2023.08.05第一面より引用掲載させていただきました。
コロナ禍に窓開け走る電車うちに届く蝉のこゑ今盛りなり 横山季由『唐鬼』

そういえば、去年の今頃、電車の車窓は大きく開けられていた。喚起のためだった。車内は冷房が効かず、熱風が入ってきて、暑かった。
人間と違って蝉はコロナを知らない。いつもの夏と同じように、この夏かぎりの命を慈しんで鳴きしきる。その生命観あふれる声が、聞かれた窓から車内に飛び込んでくる。
つかのまの命を謳歌する蝉たちの声。それを聞きながらじっと身をひそめていた去年の夏。(大辻隆弘)
※日本農業新聞2023.08.05第一面より引用掲載させていただきました。
コロナ禍に窓開け走る電車うちに届く蝉のこゑ今盛りなり 横山季由『唐鬼』

そういえば、去年の今頃、電車の車窓は大きく開けられていた。喚起のためだった。車内は冷房が効かず、熱風が入ってきて、暑かった。
人間と違って蝉はコロナを知らない。いつもの夏と同じように、この夏かぎりの命を慈しんで鳴きしきる。その生命観あふれる声が、聞かれた窓から車内に飛び込んでくる。
つかのまの命を謳歌する蝉たちの声。それを聞きながらじっと身をひそめていた去年の夏。(大辻隆弘)
Posted by ゴンザレスこと大西實 at 14:40│Comments(0)
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