2023年08月26日
御射山祭り
おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2023.08.26第一面より引用掲載させていただきました。
芒(すすき)さへ花と見られて穂屋祭(ほやまつり)
井月『井月全集』

御射山祭(みさやままつり)が始まる。諏訪大社の秋の祭りで、穂屋祭ともいう。8月26日から28日まで3日間。祭りでは芒を神さまに供え、青萱(あおかや)や芒で葺いた穂屋を建て神官や氏子が参籠(さんろう)する。
「をばなふくほやのめぐりの一村にしばしさとある秋のみさ山」(玉葉集)と鎌倉時代の大祝金刺盛久に詠われ、穂屋の回りに集落ができたほどのにぎわいだという。
井月は芒(尾花)を讃えた。普段は見向きもされない芒がこの日ばかりは晴れ舞台「花」(華)だと詠む。
風流心がある。 (宮坂静生)
※日本農業新聞2023.08.26第一面より引用掲載させていただきました。
芒(すすき)さへ花と見られて穂屋祭(ほやまつり)
井月『井月全集』

御射山祭(みさやままつり)が始まる。諏訪大社の秋の祭りで、穂屋祭ともいう。8月26日から28日まで3日間。祭りでは芒を神さまに供え、青萱(あおかや)や芒で葺いた穂屋を建て神官や氏子が参籠(さんろう)する。
「をばなふくほやのめぐりの一村にしばしさとある秋のみさ山」(玉葉集)と鎌倉時代の大祝金刺盛久に詠われ、穂屋の回りに集落ができたほどのにぎわいだという。
井月は芒(尾花)を讃えた。普段は見向きもされない芒がこの日ばかりは晴れ舞台「花」(華)だと詠む。
風流心がある。 (宮坂静生)