2021年12月31日
いろの濱
おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2021.12.31第一面より引用させていただきました。
白をもて一つ年とる浮鴎(カモメ) 森澄雄『浮鴎』

敦賀湾に面した前書「いろの濱」とある。大年の旅泊の作。夕暮れにますほの小貝をを拾い浜に立つ。波間に浮かぶ鴎の印象が眠れない瞼に浮かんでと自注がある。
昔風に年とる律儀さに格好をつけたいい方をする。そこに、芭蕉が亡くなる2週間ほど前の旅懐「此秋は何で年よる雲に鳥」(笈日記)が意識にあったのであろう。
芭蕉を慕う気持ちが「白をもて」、純白だという。浮鴎にひたすらおのれを投影した無心の句である。(宮坂静生)

※日本農業新聞2021.12.31第一面より引用させていただきました。
白をもて一つ年とる浮鴎(カモメ) 森澄雄『浮鴎』

敦賀湾に面した前書「いろの濱」とある。大年の旅泊の作。夕暮れにますほの小貝をを拾い浜に立つ。波間に浮かぶ鴎の印象が眠れない瞼に浮かんでと自注がある。
昔風に年とる律儀さに格好をつけたいい方をする。そこに、芭蕉が亡くなる2週間ほど前の旅懐「此秋は何で年よる雲に鳥」(笈日記)が意識にあったのであろう。
芭蕉を慕う気持ちが「白をもて」、純白だという。浮鴎にひたすらおのれを投影した無心の句である。(宮坂静生)

Posted by ゴンザレスこと大西實 at 09:59│Comments(0)
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