2024年11月07日

「便利」ばかりを求める国

おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2024.11.07第一面より引用掲載させていただきました。
いらいらと便利ばかりをつくる国夕空なんて誰も見ていない    須田覚『デカンの風がやむとき』

 作者は、長年インドに滞在した商社マン。この歌は、久しぶりに日本に帰朝したときの印象を歌った歌。
 広大な国土を持つインドの人はおおらかだ。悠久の時がゆっくり流れているような感じがする。
 それに比べて、久しぶりに帰ってきた日本の慌ただしさ。「便利」を求め、みんなイライラしている。空には、美しい夕雲が色づいているというのに、だれも眼を上げようとはしない。(大辻隆弘)
  


Posted by ゴンザレスこと大西實 at 08:28Comments(0)出来事

2024年11月06日

島の秋まつり(第3弾)

~食と文化の祭典~
「味覚の秋、文化の秋、島の秋を感じよう!」
島の秋まつり開催
11月3日(日曜日)島の秋まつり(旧文化祭)が、晴天の秋晴れの下、開催されました。

コミセン二階展示コーナー



みたらし長命寺おなご会

白王町自治会「揚げたこ焼き」

キッチンカー

ワークショップ

育成会「ゲームコーナ」

太田商店

民生委員カフェ紅芭

  


Posted by ゴンザレスこと大西實 at 16:06Comments(0)学区まちづくり協議会事業

2024年11月06日

島の秋まつり(報告第2弾)

~食と文化の祭典~
「味覚の秋、文化の秋、島の秋を感じよう!」
島の秋まつり開催
11月3日(日曜日)島の秋まつり(旧文化祭)が、晴天の秋晴れの下、開催されました。

健康推進員の皆さん「野菜ダンス」

減塩味噌汁「健康推進協議会」

大正琴「しずくの会」

大中環境保全の会「野菜販売」

白鷺こども園児発表

抽選会「最終特賞の抽選・太田連合自治会長」
  


Posted by ゴンザレスこと大西實 at 09:29Comments(0)学区まちづくり協議会事業

2024年11月06日

島の秋まつり

~食と文化の祭典~
「味覚の秋、文化の秋、島の秋を感じよう!」
島の秋まつり開催
11月3日(日曜日)島の秋まつり(旧文化祭)が、晴天の秋晴れの下、開催されました。
「スマイルこりんず」
ピエロらむね。

キッチンテント?

ヨシ笛演奏「やまびこ」の皆さん

円山の有志の皆さん「ヨシうどん」

各種演奏や発表を聞入る観客の皆さん

大道芸「曲芸」すまいるコリンズ。

ヨシ笛奏者「近藤ゆみ子」さん

演奏を聞入る観客席

健康推進委員の皆さんによる「健康体操」(ウエ~ブ?)  


Posted by ゴンザレスこと大西實 at 09:19Comments(0)学区まちづくり協議会事業

2024年11月06日

サッチモ(ルイ・アームストロング)

おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2024.11.06第一面より引用掲載させていただきました。
霜の夜はサッチモの声とコーヒーと    鎌倉道彦『伏流水』

 「ズビズビ・ダバダバ」の軽快な歌唱が耳底から消えない。受験勉強の夜。来る日も来る日も数字の解析ばかりで疲れていると、ズビズビが遠くから聞こえてくる。トランペットの美しい音色と共に。
 寒い霜の夜だった。ジャズシンガー、ルイ・アームストロングは愛称が「サッチモ」。音楽に疎い私でも「バラ色の人生」に浮かれ、陶酔した。
 掲句の作者は高校の数学の先生。コーヒーにホッとする。幸せだなと思う。私は戦後、貧しくてコーヒーが飲めなかった。(宮崎静生)
  


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2024年11月02日

切手

おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2024.11.02第一面より引用掲載させていただきました。
かかる日の稀(まれ)にあるなり切手を買ひてすがすがとわが秋の道の上(へ)               
               府川富造『鳶』


 少し値段は上がったけれど、切手を買うという行為は、少しだけ心躍る行為である。
 手元に受け取った切手は、必ず誰かの手元に届く。それは、まだ見ぬ、未知の人かもしれない。そんなかすかな期待感が、胸の中で湧き上がってくるのだ。
 秋晴れの午後、切手を買って帰る。ああ、こんな穏やかな日も、人生の中でまれにはあるものだな。そんな感慨を抱く。(大辻隆弘)
  


Posted by ゴンザレスこと大西實 at 09:24Comments(0)出来事

2024年11月01日

クラルテ人形劇

今年もクラルテ人形劇の鑑賞会を開催しました!
当日は、島小学校1,2年生と白鷺こども園・メリーこども園の園児、未就児の皆さん、約80名が参加して、こどもたちは目を輝かせて歓声が響いていました。







  


Posted by ゴンザレスこと大西實 at 13:06Comments(0)学区まちづくり協議会事業

2024年11月01日

事多き十一月

おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2024.11.01第一面より引用掲載させていただきました。
事多き十一月のはじまりし   桂信子『草影』

 師走を来月に控え、小春日和の十一月は本来、のんびりした月のはずである。ところが身辺にやらねばならないことが多いという。
 現今の世相を見透かされたようで、はっとした。我が国の行き方、合衆国の変貌、ウクライナ情勢、カザ・イスラエルをはじめ中近東の戦争の見通しなど、ことが多すぎる。
 「十一月あつまつて濃くなつて村人」(阿部完市)という句を思い、村人も上記のような「事多き」話題に夢中になる。穏やかな月日などもうないのであろうか。(宮坂静生)
  


Posted by ゴンザレスこと大西實 at 09:15Comments(0)出来事

2024年10月31日

駅ピアノ

おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2024.10.31第一面より引用掲載させていただきました。
行く秋の駅のピアノにたゆたえる少年の指触覚めきて   
    久保みどり『空はパレット』


 十月も今日で終わり。「行く秋」というほどではないけれど、いつの間にか、今年の秋も既に半ばを過ぎた。
 駅頭にピアノが置かれている。「駅ピアノ」ってやつだ。あれを弾くには少し勇気がいる。おずおずと少年が近づいてゆき、音を探るように鍵盤に触る。その指は白と黒の鍵の上で、あてどなく漂っているかのようだ。たゆたうように過ぎてゆく秋。(大辻隆弘)
  


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2024年10月30日

尉鶲(ジョウビタキ)

おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2024.10.30第一面より引用掲載させていただきました。
尉鶲(ジョウビタキ)去って湖国は大き闇     田島和生『暁紅』

 大津在住の作者。琵琶湖の地を、芭蕉は「京近き心」の地と称した。
 掲句はなかなかの佳句。私はかつての、近江の華やぎを脱ぎ捨てた、湖国の地の顔、私流に称する地貌を彷彿とさせる作と思う。渡り鳥尉鶲は秋に来て、冬を過ごし、春また渡る。
 「去る」とは、その時期がくること。いなくなることではない。
 秋も深まり、尉鶲のチュチュと切れがいい鳴き声に満ち、湖国は大きな夕闇に包まれる。間もなく冬。
 リアルな湖国の描写が生き生きと迫る。(宮坂静生)
  


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