2024年12月06日

生徒の微笑み

おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2024.12.06第一面より引用掲載させていただきました。
教室に入ればたちまち曇りたる眼鏡に生徒の四十の笑み   吉田史子『ゆふやみを漕ぐ』
生徒の微笑み
 冬一限目の授業に向かうために、廊下を歩く。教室の扉をひらく。生徒たちの体温から放たれた熱気によって、教室はムッとしている。たちまち眼鏡が曇ってしまう。
 生徒たちはいつも元気だ。あんな狭い教室に、四十人の若い命が密集する。手つかずの今日一日を前に、彼らは生き生きとしている。そんな熱気を感じるとき、作者は「教員になってよかったなあ」と感じたのだろう。(大辻隆弘)


同じカテゴリー(出来事)の記事画像
自由
啓蟄
回想法
根開き
春の魚と鳥
焼き畑農業
同じカテゴリー(出来事)の記事
 自由 (2025-03-08 08:06)
 啓蟄 (2025-03-05 09:40)
 回想法 (2025-03-05 07:43)
 根開き (2025-02-28 08:00)
 春の魚と鳥 (2025-02-25 09:57)
 焼き畑農業 (2025-02-21 08:46)


Posted by ゴンザレスこと大西實 at 08:16│Comments(0)出来事

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。