2024年12月06日

生徒の微笑み

おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2024.12.06第一面より引用掲載させていただきました。
教室に入ればたちまち曇りたる眼鏡に生徒の四十の笑み   吉田史子『ゆふやみを漕ぐ』
生徒の微笑み
 冬一限目の授業に向かうために、廊下を歩く。教室の扉をひらく。生徒たちの体温から放たれた熱気によって、教室はムッとしている。たちまち眼鏡が曇ってしまう。
 生徒たちはいつも元気だ。あんな狭い教室に、四十人の若い命が密集する。手つかずの今日一日を前に、彼らは生き生きとしている。そんな熱気を感じるとき、作者は「教員になってよかったなあ」と感じたのだろう。(大辻隆弘)


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Posted by ゴンザレスこと大西實 at 08:16│Comments(0)出来事

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