2024年11月20日
ベンチに座る
おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2024.11.20第一面より引用掲載させていただきました。
秋の椅子にふたり並びて見ておりぬ動くことなき雲のガゼルを 廣岡優『アンデルセンの灯』

庭のベンチに腰をかけながら、二人で空を見上げる。秋の雲がそこに浮かんでいる。その形はまるでガゼルのようだ。ツンと一対の角を立てて、サバンナに立つ草食獣の涼やかな姿を、二人は秋空の青のなかに見出したのだ。
この歌集は、作者の夫によって編まれた遺歌集。となりに座っていた妻はもういない。が、二人で雲を見上げた瞬間は、歌のなかに永遠に刻まれている。(大辻隆弘)
※日本農業新聞2024.11.20第一面より引用掲載させていただきました。
秋の椅子にふたり並びて見ておりぬ動くことなき雲のガゼルを 廣岡優『アンデルセンの灯』

庭のベンチに腰をかけながら、二人で空を見上げる。秋の雲がそこに浮かんでいる。その形はまるでガゼルのようだ。ツンと一対の角を立てて、サバンナに立つ草食獣の涼やかな姿を、二人は秋空の青のなかに見出したのだ。
この歌集は、作者の夫によって編まれた遺歌集。となりに座っていた妻はもういない。が、二人で雲を見上げた瞬間は、歌のなかに永遠に刻まれている。(大辻隆弘)
Posted by ゴンザレスこと大西實 at 08:16│Comments(0)
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