2024年11月15日
枇杷の実
おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2024.11.15第一面より引用掲載させていただきました。
枇杷の花ほの白く咲くと見てあれば目白が寄り来てしばらく遊ぶ 小見山輝『花祭』
枇杷の花は地味である。晩秋から冬の初め、白い小さな房状の花が開く。が、その花は茶色の苞(ほう)にくるまれて目立たない。
ひっそりと、冬の訪れを待っているような花である。
十一月中ごろ、穏やかな日和が続く。その日差しを浴びて、メジロが枇杷の花に寄ってくる。そんな静かな晩秋の景。
歌集『花祭』は、小見山輝の遺歌集である。(大辻隆弘)
※日本農業新聞2024.11.15第一面より引用掲載させていただきました。
枇杷の花ほの白く咲くと見てあれば目白が寄り来てしばらく遊ぶ 小見山輝『花祭』
枇杷の花は地味である。晩秋から冬の初め、白い小さな房状の花が開く。が、その花は茶色の苞(ほう)にくるまれて目立たない。
ひっそりと、冬の訪れを待っているような花である。
十一月中ごろ、穏やかな日和が続く。その日差しを浴びて、メジロが枇杷の花に寄ってくる。そんな静かな晩秋の景。
歌集『花祭』は、小見山輝の遺歌集である。(大辻隆弘)
Posted by ゴンザレスこと大西實 at 11:23│Comments(0)
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