2024年02月24日

満月の夜の雪野

おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2024.02.24第一面より引用掲載させていただきました。
如月(きさらぎ)の月照る雪野を行きたるか一連(ひとつら)小さき足音残る  三井修『天使領』
満月の夜の雪野
 今夜は満月。二月の満月にはさえざえと照る。凄絶で美しい。
 その硬質な光をあびて旅の一団が雪野を歩いてゆく。行く先は遥かに遠い。まなざしを落とし、笠を傾けながら彼らは〉黙々と歩む。雪の上の足跡を見て作者はそんな情景を想像したのだろう。作者は石川県七尾市出身。その幻影は、幼い日に見た故郷の風景だったのかもしれない。
 今夜、満月の光が能登の残雪を照らす。(大辻隆弘)


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Posted by ゴンザレスこと大西實 at 08:29│Comments(0)出来事

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