2023年12月06日
焚火と男の臭い
おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2023.12.06第一面より引用掲載させていただきました。
焚火(たきび)よりいま離れきし男の香 山上樹実雄『山上樹実雄全句集』

焚火に温められてくると、男臭いにおいがぷうーんとする。冬の寒気の中で、消えてしまわない独特な獣臭に近い臭いだ。
「焚火して男が修羅をなぐさめむ」という句も同じ作者にある。男の臭いは修羅の臭い。どこか闘争心が秘められているのではないか。
冬はにおいの季節。自然界のにおいばかりでなく、男の体臭に込められた欲に絡んだ内面のにおいがにじみ出るとは鋭い気付きではないか。
掲句はそこまでは表現していないが、臨場感がある。
(宮坂静生)
※日本農業新聞2023.12.06第一面より引用掲載させていただきました。
焚火(たきび)よりいま離れきし男の香 山上樹実雄『山上樹実雄全句集』

焚火に温められてくると、男臭いにおいがぷうーんとする。冬の寒気の中で、消えてしまわない独特な獣臭に近い臭いだ。
「焚火して男が修羅をなぐさめむ」という句も同じ作者にある。男の臭いは修羅の臭い。どこか闘争心が秘められているのではないか。
冬はにおいの季節。自然界のにおいばかりでなく、男の体臭に込められた欲に絡んだ内面のにおいがにじみ出るとは鋭い気付きではないか。
掲句はそこまでは表現していないが、臨場感がある。
(宮坂静生)
Posted by ゴンザレスこと大西實 at 08:57│Comments(0)
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