2023年02月01日
バック・トゥ・ザ・フューチャー
フォードのオープンカーが、停車中のトラックに突っ込んだ。運転していた不良少年グループは車もろとも、トラックから落ちてきた、積み荷の堆肥にまみれた

▼SF映画「バック・ツゥ・ザ・フィチャー」の一場面。1955年の新興住宅ヒルバレーを舞台に、主人公が、青年時代の父親の恋愛成就に奔走する。ヒルバレーは架空の街だが、ロケ地から推測すると、大都市ロサンゼルスの近郊になりそうだ▼日本語字幕では「肥料店」となっていたが、ぶつけたトラックには「ジョーンズ堆肥運搬」と書いてある。堆肥を専門に運ぶ仕事があったようだ。しかも、大都市近郊のありふれた住宅地を、堆肥満載のトラックが走っていた。米国はトランプ政権で、地球環境問題に背を向けたが、ちょっと前まで都市住民の身近に、資源循環の堆肥があった▼鹿児島と宮城の間で、堆肥と稲わらを交換する輸送試験が始まる。1500㌔の距離をまたいだ、循環農業である。堆肥の利用を促す契機になってほしい。新たな持続型農業の、一つの姿になるかもしれない。▼映画の不良グループのリーダーは、トランプ氏がモデルだとの説がある。資源循環を軽んじると、堆肥から天罰をうけるとの示唆だったのか。
※日本農業新聞2023.02.01第一面「四季」より引用掲載させていただきました。

▼SF映画「バック・ツゥ・ザ・フィチャー」の一場面。1955年の新興住宅ヒルバレーを舞台に、主人公が、青年時代の父親の恋愛成就に奔走する。ヒルバレーは架空の街だが、ロケ地から推測すると、大都市ロサンゼルスの近郊になりそうだ▼日本語字幕では「肥料店」となっていたが、ぶつけたトラックには「ジョーンズ堆肥運搬」と書いてある。堆肥を専門に運ぶ仕事があったようだ。しかも、大都市近郊のありふれた住宅地を、堆肥満載のトラックが走っていた。米国はトランプ政権で、地球環境問題に背を向けたが、ちょっと前まで都市住民の身近に、資源循環の堆肥があった▼鹿児島と宮城の間で、堆肥と稲わらを交換する輸送試験が始まる。1500㌔の距離をまたいだ、循環農業である。堆肥の利用を促す契機になってほしい。新たな持続型農業の、一つの姿になるかもしれない。▼映画の不良グループのリーダーは、トランプ氏がモデルだとの説がある。資源循環を軽んじると、堆肥から天罰をうけるとの示唆だったのか。
※日本農業新聞2023.02.01第一面「四季」より引用掲載させていただきました。
Posted by ゴンザレスこと大西實 at 14:29│Comments(0)
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