2023年02月01日
木菟(ミミズク)
おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2023.02.01第一面より引用掲載させていただきました。
木菟(ずく)と逢ふもめんいちまい身にまとひ 小林秀子『芽以』

句には古風な情熱がある。冬の木菟に逢うために木綿一枚とは。
作者は九州の野見山朱鳥門下。しきりに小説を書くように勧められたという。俳誌「菜殻火」に掲載されたエッセー「深い河」に感動した。
昭和18年夏、あと数ヶ月で学徒出陣する学生達が福岡の油山の真裏、崖に囲まれた谷川に集まり、敵性アメリカの黒人霊歌を歌う。「深い河よ、主に近づくわたしの前に横たわる深い河よ」と嘆く黒人のうた。
木菟は上述の青年達の象徴か。ひたむきな女人詠だ。
(宮坂静生)
※日本農業新聞2023.02.01第一面より引用掲載させていただきました。
木菟(ずく)と逢ふもめんいちまい身にまとひ 小林秀子『芽以』

句には古風な情熱がある。冬の木菟に逢うために木綿一枚とは。
作者は九州の野見山朱鳥門下。しきりに小説を書くように勧められたという。俳誌「菜殻火」に掲載されたエッセー「深い河」に感動した。
昭和18年夏、あと数ヶ月で学徒出陣する学生達が福岡の油山の真裏、崖に囲まれた谷川に集まり、敵性アメリカの黒人霊歌を歌う。「深い河よ、主に近づくわたしの前に横たわる深い河よ」と嘆く黒人のうた。
木菟は上述の青年達の象徴か。ひたむきな女人詠だ。
(宮坂静生)
Posted by ゴンザレスこと大西實 at 08:58│Comments(0)
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