2022年12月27日
松飾り
おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2022.12.27第一面より引用掲載させていただきました。
松を積む辺りや山気年の市 正木ゆう子『羽羽』

年末に正月用の注連縄飾りや縁起物などを売る年の市風景は毎年のことでありながら、懐かしい。
正月の松飾り用の松を山のように積み上げてある。山から切り出したばかりの松脂(マツヤニ)の匂いを伴う特有な芳香が辺りに漂う。作者は「山気」と捉まえた。
山気とは山の神が発散させる霊気である。目には見えなくてもどこか神々しい清々しさがある。
正月には山気と海気とが溶け合う。年の始めの淑気を私はそのように想像する。(宮坂静生)
Posted by ゴンザレスこと大西實 at 09:34│Comments(0)
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