2022年12月09日
声なき枯れ野
おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2022.12.09第一面より引用掲載させていただきました。
声のなき枯野に声やちちははよ 安西篤『海程多摩第21集』

前書「ウクライナの戦火」とある。ウクライナの戦場を枯野と見て、ウクライナ兵の父母の無限の嘆きを察したものであろう。思いが深い。それには、作者の少年期の戦時における満州体験が蘇り、同じ戦時下の父母への熱い呼び掛けになっている。
敗戦時、13歳と言えば多感な時である。作者は、国境を越え進駐してきた軍の略奪暴行が繰り返される中を父母に護られ辛うじて帰国した。
掲句の「ちちはは」は作者の今はなき父母かもしれない。戦争は悲しいとの呼びかけである。(宮坂静生)
※日本農業新聞2022.12.09第一面より引用掲載させていただきました。
声のなき枯野に声やちちははよ 安西篤『海程多摩第21集』

前書「ウクライナの戦火」とある。ウクライナの戦場を枯野と見て、ウクライナ兵の父母の無限の嘆きを察したものであろう。思いが深い。それには、作者の少年期の戦時における満州体験が蘇り、同じ戦時下の父母への熱い呼び掛けになっている。
敗戦時、13歳と言えば多感な時である。作者は、国境を越え進駐してきた軍の略奪暴行が繰り返される中を父母に護られ辛うじて帰国した。
掲句の「ちちはは」は作者の今はなき父母かもしれない。戦争は悲しいとの呼びかけである。(宮坂静生)
Posted by ゴンザレスこと大西實 at 08:25│Comments(0)
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