2022年11月21日
風鶴忌(ふうかくき)
おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2022.11.21第一面より引用掲載させていただきました。
雲の下ゆく雲のあり風鶴忌(ふうかくき)
藤木倶子『火を蔵す』

今日は石田波郷の忌日。風鶴忌と呼ぶ。「吹きおこる秋風鶴をあゆましむ」から付けられたもの。風を受け歩む鶴は一幅の日本画のようだ。そこに長身の波郷の風姿が偲ばれ、忌の名付けに相応しい。
掲句の雲の動きにも風がある。高空をゆっくりと移る雲、その下を流れゆく雲。鈍(にび)色の空が慌ただしく動き出す前兆である。季節は冬へ。
風は刻々と変わる自然界の演出家であろう。作者が慕う波郷も俳句界のコーディネーター。一抹の無常感もある。
(宮坂静生)
※日本農業新聞2022.11.21第一面より引用掲載させていただきました。
雲の下ゆく雲のあり風鶴忌(ふうかくき)
藤木倶子『火を蔵す』

今日は石田波郷の忌日。風鶴忌と呼ぶ。「吹きおこる秋風鶴をあゆましむ」から付けられたもの。風を受け歩む鶴は一幅の日本画のようだ。そこに長身の波郷の風姿が偲ばれ、忌の名付けに相応しい。
掲句の雲の動きにも風がある。高空をゆっくりと移る雲、その下を流れゆく雲。鈍(にび)色の空が慌ただしく動き出す前兆である。季節は冬へ。
風は刻々と変わる自然界の演出家であろう。作者が慕う波郷も俳句界のコーディネーター。一抹の無常感もある。
(宮坂静生)
Posted by ゴンザレスこと大西實 at 10:13│Comments(0)
│出来事