2022年06月29日
鵜飼
おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2022.06.28第一面より引用掲載させていただきました。
夕闇の降りくる鮎の
山河かな 高田正子「青麗」

鵜飼いが始まる宵の口を捉まえ、「鮎の山河」とは大らかな中に一抹の哀しみがある。夜分ともなれば、篝火(かがりび)に照らされた鵜により次々に捉えられる鮎のあわれ。「鵜舟はいとなみのかなしき体」(俳諧雅楽妙)へ思いを馳せるもの。
岐阜市出身の作者にとり、「遠きにありて思うふるさとは、青くう麗しい」と句集のあとがきにある。
母を送り、実家を仕舞い、父を身近に呼び寄せる。世の柵(しがらみ)を経て、掲句は望郷の作。風景句に見えて、感慨が籠もる。(宮崎静生)
※日本農業新聞2022.06.28第一面より引用掲載させていただきました。
夕闇の降りくる鮎の
山河かな 高田正子「青麗」

鵜飼いが始まる宵の口を捉まえ、「鮎の山河」とは大らかな中に一抹の哀しみがある。夜分ともなれば、篝火(かがりび)に照らされた鵜により次々に捉えられる鮎のあわれ。「鵜舟はいとなみのかなしき体」(俳諧雅楽妙)へ思いを馳せるもの。
岐阜市出身の作者にとり、「遠きにありて思うふるさとは、青くう麗しい」と句集のあとがきにある。
母を送り、実家を仕舞い、父を身近に呼び寄せる。世の柵(しがらみ)を経て、掲句は望郷の作。風景句に見えて、感慨が籠もる。(宮崎静生)
Posted by ゴンザレスこと大西實 at 08:43│Comments(0)
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