2022年05月28日
蟾蜍(ヒキガエル)と夏草
おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2022,05,28第一面より引用掲載させていただきました。
もしやわれひと攫(さら)ひしや蟾蜍(ひきがへる)息ひそめをる夏草のなか
前登志夫『落人の家』

この季節、毎晩、カエルの鳴き声がかまびすしい。いろいろなカエルのなかでもヒキガエルの声はかわいい。その茶色の大きな図体にも似ず、まるで鳥の啼くような声で、くぅくぅ、きゅうきゅう、と鳴く。どこか夢見るような気分にさせてくれる声だ。作者の前登志夫は、吉野の住人。夏草の深く繁るなかで、そのヒキガエルの声を聞く。すると、自分がまるで、古代の人さらいではなかったのか、という幻想が心のなかから湧いて来る。
(大辻隆弘)
※日本農業新聞2022,05,28第一面より引用掲載させていただきました。
もしやわれひと攫(さら)ひしや蟾蜍(ひきがへる)息ひそめをる夏草のなか
前登志夫『落人の家』

この季節、毎晩、カエルの鳴き声がかまびすしい。いろいろなカエルのなかでもヒキガエルの声はかわいい。その茶色の大きな図体にも似ず、まるで鳥の啼くような声で、くぅくぅ、きゅうきゅう、と鳴く。どこか夢見るような気分にさせてくれる声だ。作者の前登志夫は、吉野の住人。夏草の深く繁るなかで、そのヒキガエルの声を聞く。すると、自分がまるで、古代の人さらいではなかったのか、という幻想が心のなかから湧いて来る。
(大辻隆弘)
Posted by ゴンザレスこと大西實 at 07:46│Comments(0)
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