2022年04月06日
ひかり凪ぎ
おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2022.04.06第一面より引用させていただきました。
さくらさくらわが不知火は
ひかり凪 石牟礼道子『全句集・泣きなが原』

日本古謡「さくらさくら」を唄いながら大分・九重の泣きながら原の「一寸先も分らぬ無明の闇」(穴井太)を彷徨(さまよう)女人。瞼に浮かべるのは産土(うぶすな)熊本の不知火の海「ひかり凪」。もとより幻想である。水俣病患者に寄り添い、生涯を賭けてみずからの著作『苦海浄土』に身を沈めた行動の思索者石牟礼道子。「祈るべき天とおもえど天の病む」と地に臥し、天に祈る。しかし、その天さえも重態とは途方に暮れるばかり。
さくらさくらは呪文。その呪文が嬉しい。(宮坂静生)
※日本農業新聞2022.04.06第一面より引用させていただきました。
さくらさくらわが不知火は
ひかり凪 石牟礼道子『全句集・泣きなが原』

日本古謡「さくらさくら」を唄いながら大分・九重の泣きながら原の「一寸先も分らぬ無明の闇」(穴井太)を彷徨(さまよう)女人。瞼に浮かべるのは産土(うぶすな)熊本の不知火の海「ひかり凪」。もとより幻想である。水俣病患者に寄り添い、生涯を賭けてみずからの著作『苦海浄土』に身を沈めた行動の思索者石牟礼道子。「祈るべき天とおもえど天の病む」と地に臥し、天に祈る。しかし、その天さえも重態とは途方に暮れるばかり。
さくらさくらは呪文。その呪文が嬉しい。(宮坂静生)
Posted by ゴンザレスこと大西實 at 07:28│Comments(0)
│出来事