2022年02月17日

散る椿

おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2022.02.17第一面より引用させていただきました。
ちり椿あまりもろさに
    続(つぎ)て見る
 
          野坡『続猿蓑』
散る椿
 子ども染みた仕草は明治以降の西洋的な知性からは馬鹿らしい平明さとして排除された。掲句もその類。
 椿はぽろっと散る。花冠筒部は崩れないでそのまま落ちる。あっけないほど脆(もろ)く感じる。そこで木に付いている萼片(がくへん)に散った花冠をくっつけてみた。うまく付いたら「やった」と拍手喝采。
 そうはいかないが、上記のような手慰みの類が芭蕉の晩年に唱えた「軽み」にはあった。作者の野坡は日本橋の越後屋(現三越)の手代。軽み推進者。(宮坂静生)


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Posted by ゴンザレスこと大西實 at 08:55│Comments(0)出来事

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