2021年10月26日

蟷螂(カマキリ)

おはよう!「今日の名歌と名句」
※日本農業新聞2021,10,26第一面より引用させていただきました。
蟷螂(かまきり)の枯るる
  間際の身づくろひ
 
                吉田鴻司『吉田鴻司集』

蟷螂(カマキリ)

 蟷螂への思い入れが深い句である。真っ青な蟷螂も草木が枯れる初冬にはさすがに褐色を帯び枯れた姿態を曝している。哀れだ。しかし蟷螂は気位が高い。気力で生き残ったものか、わずかに鎌を動かし身づくろいをしているように見える。
 蟷螂を見ながら、我が老いのあり方が念頭にあろう。「重ねたるほどに着ぶくれてはをらず」という句もある。
 身だしなみを疎かにしないダンディーな心得は蟷螂にまで及んだのであろう。(宮坂静生)


同じカテゴリー(出来事)の記事画像
夜桜
四月初旬
鰹船
定年退職
韮(ニラ)
北へ帰る雁と鴨
同じカテゴリー(出来事)の記事
 夜桜 (2025-04-03 08:12)
 四月初旬 (2025-04-02 08:13)
 鰹船 (2025-03-15 08:43)
 定年退職 (2025-03-14 08:14)
 韮(ニラ) (2025-03-13 08:04)
 北へ帰る雁と鴨 (2025-03-12 07:45)


Posted by ゴンザレスこと大西實 at 08:00│Comments(0)出来事

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。