2021年10月27日

「紙頼み」

実家の庭に昔から、ユキノシタやドクダミ、フキなどが自生する。万一に備えた知恵だったようだ
「紙頼み」

薬が入手しづらい頃、イキノシタとドクダミは民間療法で、湿疹などに使った覚えがある。今はむしろ、はびこるドクダミに手を焼く。フキも庭のあちこちに青を出すが、食べられるので大目に見ている▼フキはもともと、食べる以外にも使用されていたと知った。『ウンコはどこから来て、どこへ行くのか』(湯澤規子著)にフキの役割が出ている。大きく肌触りが柔らかいの葉は紙の普及以前、多くの地域でトイレットペーパーとして利用されたそうだ。フキに由来し「拭き」という言葉ができたとの説もある▼(中略)▼選挙本番。不安解消は投票用紙へ”神頼み"とする。今のトイレでは水には流せないフキの葉は使えない。水に流せぬ事をした候補も選びたくない。しっかり確認しよう。
※日本農業新聞2021.10.25第一面『四季』より引用させていただきました。


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Posted by ゴンザレスこと大西實 at 09:03│Comments(0)出来事

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