2024年12月14日
警策(きょうさく)
おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2024.12.14第一面より引用掲載させていただきました。
夜更けて柱干割るる音ひびく肩に打たれし警策(きょうさく)のごと 繁田達子『聴花残日抄』

テレビなどで、禅寺の修行の様子を見ることがある。座禅を組む弟子の後から、彼の肩の上に、導師が木のヘラを打ち落とす。バシッという音が堂内に響く。あの木のヘラが「警策」である。
真冬。乾燥が極まると、木から水分が失われ、その反動で柱がバシッと音を立てる。深夜あの音を聴くと、ドキッとする。ちょうど自分の肩に、警策が打ち下ろされたような感覚が襲う。(大辻隆弘)
※日本農業新聞2024.12.14第一面より引用掲載させていただきました。
夜更けて柱干割るる音ひびく肩に打たれし警策(きょうさく)のごと 繁田達子『聴花残日抄』

テレビなどで、禅寺の修行の様子を見ることがある。座禅を組む弟子の後から、彼の肩の上に、導師が木のヘラを打ち落とす。バシッという音が堂内に響く。あの木のヘラが「警策」である。
真冬。乾燥が極まると、木から水分が失われ、その反動で柱がバシッと音を立てる。深夜あの音を聴くと、ドキッとする。ちょうど自分の肩に、警策が打ち下ろされたような感覚が襲う。(大辻隆弘)
Posted by ゴンザレスこと大西實 at 08:33│Comments(0)
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