2024年10月16日
茶立て虫
おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2024.10.16第一面より引用掲載させていただきました。
安心のいちいちあらぬ
茶立虫 上田五千石『天路』

いわゆる売れっ子俳人。1997年9月2日夜、「解離性動脈瘤」で急逝。最後の句である。働き盛り63歳であった。
わが心境をこれ以上正直に告白した句はない。
茶立虫は見た人は少ないであろう。顎が発達した虱(しらみ)に似た1㍉にも満たない昆虫。昔、蚕室の黄色くなった障子の下の桟が、がさがさ微(かす)かな音がする。それが茶立虫だった。
おれはしがない茶立虫。いつもくよくよ、いらいら落ち着かない。
ああ嫌だという。(宮坂静生)
※日本農業新聞2024.10.16第一面より引用掲載させていただきました。
安心のいちいちあらぬ
茶立虫 上田五千石『天路』

いわゆる売れっ子俳人。1997年9月2日夜、「解離性動脈瘤」で急逝。最後の句である。働き盛り63歳であった。
わが心境をこれ以上正直に告白した句はない。
茶立虫は見た人は少ないであろう。顎が発達した虱(しらみ)に似た1㍉にも満たない昆虫。昔、蚕室の黄色くなった障子の下の桟が、がさがさ微(かす)かな音がする。それが茶立虫だった。
おれはしがない茶立虫。いつもくよくよ、いらいら落ち着かない。
ああ嫌だという。(宮坂静生)
Posted by ゴンザレスこと大西實 at 08:20│Comments(0)
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