2023年12月21日

狐火

おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2023.12.21第一面より引用掲載させていただきました。
狐火(きつねび)の紅蓮終生まなうらに   黒田杏子『八月』
狐火
 蕪村の句「狐火や髑髏(どくろ)に雨のたまる夜に」が知られている。
 狐火は鬼火ともいい、野晒(のざらし)の亡骸(なきがら)からリン化水素が燃える闇夜の妖しい怪火。子どもの頃、狐が口から吐く火と老婆から聞いた咄(はなし)が忘れ難い。冬の外厠(そとかわや)には恐ろしくて行けなかったものだ。
 掲句の作者も、狐火がいつも眼裏にちらちらしたという。体調がすぐれない時などに、いっそう気になったものか。日本列島の桜を訪ねた巡礼を果たした作者には狐火も燃え立つ紅蓮とは凄い。(宮坂静生)


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Posted by ゴンザレスこと大西實 at 12:53│Comments(0)出来事

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