2023年11月20日
風呂吹き大根
おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2023.11.20第一面より引用掲載させていただきました。
留守番や風呂吹を煮る
音の中 千鳥由貴『巣立鳥』

留守番は大人になっても不安でさみしい。風呂吹大根を煮ながら、その煮え立つ音がごとごとと聞こえるのが安心感をもたらす。
作者の若い主婦感覚に注目した。1人の留守番は一人暮らしに慣れた感覚ではない。不意に1人にされ、瀬戸際に立たされた感じである。
作者の句に「夜回りの近づき私語の聞こえくる」がある。家の中で聞き耳を立て、今晩の当番はだれか推測したりする。しかし、夜更けて、遠くから聞こえる足音は怖(おそ)ろしい。
留守番は孤独である。(宮坂静生)
※日本農業新聞2023.11.20第一面より引用掲載させていただきました。
留守番や風呂吹を煮る
音の中 千鳥由貴『巣立鳥』

留守番は大人になっても不安でさみしい。風呂吹大根を煮ながら、その煮え立つ音がごとごとと聞こえるのが安心感をもたらす。
作者の若い主婦感覚に注目した。1人の留守番は一人暮らしに慣れた感覚ではない。不意に1人にされ、瀬戸際に立たされた感じである。
作者の句に「夜回りの近づき私語の聞こえくる」がある。家の中で聞き耳を立て、今晩の当番はだれか推測したりする。しかし、夜更けて、遠くから聞こえる足音は怖(おそ)ろしい。
留守番は孤独である。(宮坂静生)
Posted by ゴンザレスこと大西實 at 10:56│Comments(0)
│出来事
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