2023年07月12日
花ざくろ
おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2023.07.12第一面より引用掲載させていただきました。
花ざくろ暗きは死者に触れてより 浪山克彦『小熊座の俳句』

仙台在住の作者。3・11から4年後の結社の合同句集に入る。
「どの唇も歌ふ遺影の卒業子」「若竹のそよぐは死者と語るため」も収録されている。東日本大震災に遭遇した生徒の面影が浮かぶ。
掲句の花ざくろ詠も強烈。ざくろの花は秋に実を結ぶ。花ざくろは八重咲き、実が付かない。朱の濃い花ざくろは鮮やかな花であるが、鬼子母神の仏語からの連想がからみ、暗さが漂う。ましてや、大津波の死者に触れた者には花ざくろの無心な朱色が不気味に映る。(宮坂静生)
※日本農業新聞2023.07.12第一面より引用掲載させていただきました。
花ざくろ暗きは死者に触れてより 浪山克彦『小熊座の俳句』

仙台在住の作者。3・11から4年後の結社の合同句集に入る。
「どの唇も歌ふ遺影の卒業子」「若竹のそよぐは死者と語るため」も収録されている。東日本大震災に遭遇した生徒の面影が浮かぶ。
掲句の花ざくろ詠も強烈。ざくろの花は秋に実を結ぶ。花ざくろは八重咲き、実が付かない。朱の濃い花ざくろは鮮やかな花であるが、鬼子母神の仏語からの連想がからみ、暗さが漂う。ましてや、大津波の死者に触れた者には花ざくろの無心な朱色が不気味に映る。(宮坂静生)
Posted by ゴンザレスこと大西實 at 07:18│Comments(0)
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