2023年06月22日
鬱梅雨茸
おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2023.06.22第一面より引用掲載させていただきました。
晴れの日は晴れの日の鬱梅雨茸 田子慕古『霧襖』

本来、晴れの日は鬱(うつ)などないから晴れの日なのである。ところが、晴れていても清々しないといえば、梅雨の晴れ間なのであろう。そこで、梅雨茸が付く。句には、いささかの気付きがある。
もっと違う下五音、例えば鮮やかな百日紅ならば、一見、鬱はないはずだ。そこで、どこが鬱なのか、現代的な鬱が問題になる。
私は、後者のような「晴れの日の鬱」に魅力を感じる。梅雨茸では梅雨という小さい宇宙に限定される点が物足りない。(宮坂静生)
※日本農業新聞2023.06.22第一面より引用掲載させていただきました。
晴れの日は晴れの日の鬱梅雨茸 田子慕古『霧襖』

本来、晴れの日は鬱(うつ)などないから晴れの日なのである。ところが、晴れていても清々しないといえば、梅雨の晴れ間なのであろう。そこで、梅雨茸が付く。句には、いささかの気付きがある。
もっと違う下五音、例えば鮮やかな百日紅ならば、一見、鬱はないはずだ。そこで、どこが鬱なのか、現代的な鬱が問題になる。
私は、後者のような「晴れの日の鬱」に魅力を感じる。梅雨茸では梅雨という小さい宇宙に限定される点が物足りない。(宮坂静生)
Posted by ゴンザレスこと大西實 at 08:16│Comments(0)
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