2023年03月04日

鷹化して鳩

おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2023.03.04第一面より引用掲載させていただきました。
鷹化して鳩となる夜や火の匂ひ   甲斐由起子『耳澄ます』
鷹化して鳩
 春は変身の季節である。猛禽類(もうきんるい)の鷹が温和な鳩になるという。大地が潤み地虫が出る啓蟄(けいちつ)の候をいう。現行の暦では3月6日頃に当たる。当然、空気も興奮する。夜は火の匂いがするとはさすがに敏感な作者だ。
 三島由紀夫の短編「煙草」を軽くスイングしたような作者の「少年に煙草の匂ひ春浅き」にも空気の昂揚(こうよう)感が捉えられている。感覚だけではない、自然の大気への信頼がある。それが「鷹化して鳩となる」など途方もない知のことばへの共感になっている。(宮坂静生)


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Posted by ゴンザレスこと大西實 at 15:53│Comments(0)出来事

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