2022年12月02日

スケソウダラと小蕪

おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2022.12.02第一面より引用掲載させていただきました。
助宗鱈(スケソウダラ)と小蕪(こかぶ)のような暮し向き  佐藤鬼房『枯峠』
スケソウダラと小蕪
 素朴な暮らし向きの意外性に惹かれる。東北塩竃の俳人鬼房が鱈好き。その上、慎ましい小蕪好きが面白い。かねて私は作者の涙ぐむような風土の捉えに感心があった。抒情よりも感傷に近い。「切株があり愚直の斧があり」と、戦後俳句の社会性を問い続けた作者が夭折(ようせつ)の詩人立原道造に心酔する。純粋でセンチメンタルな心情に共鳴したものか。
 奈良時代にハンセン病患者の治療にあたった光明皇后が好きだとも伺い、感激したことがある。掲句の小蕪好きに通じる。  (宮坂静生)


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Posted by ゴンザレスこと大西實 at 09:04│Comments(0)出来事

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