2022年09月15日
秋の一本道
おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2022.09.15第一面より引用掲載させていただきました。
この道のしらじらつづくしづけさは秋の声なり蝶の舞ひきて 大地たかこ『薔薇の芽いくつ』

古代中国では季節に色をつけて表現した。「青春」「朱夏」「玄冬」などといった言葉がそれである。秋は「白秋」、白色なのだ。なぜ、と思うけど、なんとなく納得がいく。初秋、陽の光が暖色を帯びてくる。道の上に濃い影を作った盛夏の日光の鋭さはない。秋の日の光は、どこか乳濁したような白さを帯びている。
秋の光に照らされた一本の道。それは白々として静かだ。作者にとって、その光景こそが秋の証なのだ。(大辻隆弘)
※日本農業新聞2022.09.15第一面より引用掲載させていただきました。
この道のしらじらつづくしづけさは秋の声なり蝶の舞ひきて 大地たかこ『薔薇の芽いくつ』

古代中国では季節に色をつけて表現した。「青春」「朱夏」「玄冬」などといった言葉がそれである。秋は「白秋」、白色なのだ。なぜ、と思うけど、なんとなく納得がいく。初秋、陽の光が暖色を帯びてくる。道の上に濃い影を作った盛夏の日光の鋭さはない。秋の日の光は、どこか乳濁したような白さを帯びている。
秋の光に照らされた一本の道。それは白々として静かだ。作者にとって、その光景こそが秋の証なのだ。(大辻隆弘)
Posted by ゴンザレスこと大西實 at 09:59│Comments(0)
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