2022年07月23日
土用餅
おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2022.07.23第一面より引用掲載させていただきました。
土用餅腹で広がる雲の峰 許六『稿本菊阿全集』

土用の丑の日である。鰻を食べる風習は周知であるが、土用に餅を搗き、赤小豆の餡で包んで食べる。暑中は魑魅魍魎(ちみもうりょう)がたくらむ邪気が拡がる時期なので、暑気払いを兼ねて邪気に打ち勝つ為という。
腹で膨れる土用餅と炎天下にもくもく伸び上がる雲の峰との掛詞(かけことば)表現は陳腐であるが、照応を見つけた着想には勢いがある。現代俳句の身体用語の氾濫は気になるが、先鞭は元禄のこの作者あたりか。芭風俳諧の出色の理論家である。(宮坂静生)
※日本農業新聞2022.07.23第一面より引用掲載させていただきました。
土用餅腹で広がる雲の峰 許六『稿本菊阿全集』

土用の丑の日である。鰻を食べる風習は周知であるが、土用に餅を搗き、赤小豆の餡で包んで食べる。暑中は魑魅魍魎(ちみもうりょう)がたくらむ邪気が拡がる時期なので、暑気払いを兼ねて邪気に打ち勝つ為という。
腹で膨れる土用餅と炎天下にもくもく伸び上がる雲の峰との掛詞(かけことば)表現は陳腐であるが、照応を見つけた着想には勢いがある。現代俳句の身体用語の氾濫は気になるが、先鞭は元禄のこの作者あたりか。芭風俳諧の出色の理論家である。(宮坂静生)
Posted by ゴンザレスこと大西實 at 10:01│Comments(0)
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