2022年05月25日
砂丘の砂と靴
おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2022.05.25第一面より引用掲載させていただきました。
靴振ればいつまでも砂出てて夏 榮猿丸『点滅』

有季定型の写生句、作為のない言葉が新鮮だと句集あとがきにある。
掲句の「いつまでも」には手品を見ているような読み手を不思議な気持ちに誘う巧みさがある。
夏の砂丘でも歩いてきたものか。靴の中がざらざらした。靴を脱いで中野砂を出す。逆さにすると砂が出てくる。こんなにどうして入ったのだろうといぶかしくなる。それでも出てくる。つまらないことに拘る(こだわる)ものだと自分自身嫌にもなる。退屈さに拘るのが若者の特権だ。(宮坂静生)
※日本農業新聞2022.05.25第一面より引用掲載させていただきました。
靴振ればいつまでも砂出てて夏 榮猿丸『点滅』

有季定型の写生句、作為のない言葉が新鮮だと句集あとがきにある。
掲句の「いつまでも」には手品を見ているような読み手を不思議な気持ちに誘う巧みさがある。
夏の砂丘でも歩いてきたものか。靴の中がざらざらした。靴を脱いで中野砂を出す。逆さにすると砂が出てくる。こんなにどうして入ったのだろうといぶかしくなる。それでも出てくる。つまらないことに拘る(こだわる)ものだと自分自身嫌にもなる。退屈さに拘るのが若者の特権だ。(宮坂静生)
Posted by ゴンザレスこと大西實 at 07:38│Comments(0)
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