2022年05月11日
杜若(カキツバタ)
おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2022.05.11第一面より引用掲載させていただきました。
いにしへのそのいにしへの杜若(かきつばた) 京極杞陽『露地の月』

杜若が美しい。掲句が思い浮かぶ。尾形光琳の杜若の屏風絵は名高い。伊勢物語を踏まえた三河の国八橋の杜若を描いている。藤原氏全盛の都から東国へ落ちていく没落貴公子の哀歓が背後に漂う。掲句の「いにしへ」がそれであるが、さらに「いにしへ」とは。
万葉集に美しい恋人を杜若に喩(たと)えた歌がある。掲句はその歌が想像される飛鳥の甘樫丘辺で詠んだもの。
作者は虚子門の貴公子。豊岡藩第14代当主とか。巧さに風格がある。(宮坂静生)
※日本農業新聞2022.05.11第一面より引用掲載させていただきました。
いにしへのそのいにしへの杜若(かきつばた) 京極杞陽『露地の月』

杜若が美しい。掲句が思い浮かぶ。尾形光琳の杜若の屏風絵は名高い。伊勢物語を踏まえた三河の国八橋の杜若を描いている。藤原氏全盛の都から東国へ落ちていく没落貴公子の哀歓が背後に漂う。掲句の「いにしへ」がそれであるが、さらに「いにしへ」とは。
万葉集に美しい恋人を杜若に喩(たと)えた歌がある。掲句はその歌が想像される飛鳥の甘樫丘辺で詠んだもの。
作者は虚子門の貴公子。豊岡藩第14代当主とか。巧さに風格がある。(宮坂静生)
Posted by ゴンザレスこと大西實 at 08:34│Comments(0)
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