2022年03月22日
木の芽雨
おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2022.03.22第一面より引用させていただきました。
さなぎだに人の恋しき亡き人のさらに恋しき木の芽雨降る 桜井園子『水中鳥居』

三月の雨は細い。うっすらと煙るような温かい雨が、まだ裸のままの木々の枝を濡らす。その雨は発芽を促す雨。「木の芽雨」はそんな雨を表す美しい言葉だ。
福島県出身の作者は、今、神奈川に住む。ただえさえ人恋しい早春の頃、作者は故郷の人々を思う。既に亡くなった人も多い。細い雨を見ながら、作者は懐旧の念に浸ったのだろう。初句の「さなぎだに」は「そうでなくても」という意味の古語である。(大辻隆弘)
※日本農業新聞2022.03.22第一面より引用させていただきました。
さなぎだに人の恋しき亡き人のさらに恋しき木の芽雨降る 桜井園子『水中鳥居』

三月の雨は細い。うっすらと煙るような温かい雨が、まだ裸のままの木々の枝を濡らす。その雨は発芽を促す雨。「木の芽雨」はそんな雨を表す美しい言葉だ。
福島県出身の作者は、今、神奈川に住む。ただえさえ人恋しい早春の頃、作者は故郷の人々を思う。既に亡くなった人も多い。細い雨を見ながら、作者は懐旧の念に浸ったのだろう。初句の「さなぎだに」は「そうでなくても」という意味の古語である。(大辻隆弘)
Posted by ゴンザレスこと大西實 at 08:32│Comments(0)
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