島学区まちづくり協議会瓦版

童謡「めだかの学校」のメダカがいない！
すぐ近くの小川で泳いでいたメダカの姿が、ほとんど見られなくなった▼既に絶滅危惧種である小魚が、ちょっとしたブームを呼んでいる。コロナこもりですさんだ心が、癒やされるという。先日、直売所で農家が出荷した３匹を買い求めた。

　水槽で泳ぎ回る姿を見、思いは故郷の田んぼで追い回したころに。童謡「めだかの学校」を口ずさめば、年がいもなく心が和む▼
　目が高いところにあるので、その名が付いたと言われる。水面にいるミジンコなどを食べやすいように、口も上を向いた。群れで泳ぐのは、いち早く外敵を察した一匹の動きに合せる習性とか。
　♪乀だれが生徒か先生か。みんなで見極めることの大切さは、人間にも通じよう▼衆議院選が今日公示。秋の列島は選挙一色に染まる。（略）問われるのは、有権者の”眼力”でもある。「だまされるということもまた一つの罪であり、昔から決していばっていいことは、されていないのである」（映画監督伊丹万作の至書に学ぶ）▼みんなで、政党や候補者をしっかり見定め、だまされることのないよう、「目が高い」と言われる選択を。
※日本農業新聞2021.10.19第一面「四季」より引用させていただきました。