2021年08月05日

南無阿弥陀仏の意味

「ナンマンダブ、ナンマンダブ」
不謹慎だが、親の法事ですら意味がよく分からず唱えていた。
▼仏教は難解な教えが多いが、南無阿弥陀仏と書く、「南無」は、サンスクリット語の「ナーム」の当て字で、「あなたを信じます」の意味を持つ。
つまり、「阿弥陀仏を信じます」。短縮されて冒頭の念仏となった。(「伝言」岩波新書)▼阿弥陀仏は極楽浄土の仏様で、「誰かを救うことによって、自分も救われる」という教えを一番大切にしたという。▼
南無阿弥陀仏の意味
南無阿弥陀仏の意味

▼ボランティア精神とも重なり、考えようによっては、互いに助け合う協同思想にも通じる。そう考えると合せる手にも「心」がこもる▼先祖の霊を迎えるお盆が近づいてきた。今年こそはと、故郷での墓参りを心待ちにする人も多かろう。気がかりは新型コロナである。ワクチン接種を急ぐが、感染力の強いデルタ株の広がりが止まらない。帰省ははもうしばらくお預けの気分に▼一気に増える感染者数の上昇に、政府は「ガマンダ、ガマンダ」と聞こえるのは、私だけではないようだ。
※日本農業新聞2021.08.05第一面「四季」欄より引用させて頂きました。


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Posted by ゴンザレスこと大西實 at 15:36│Comments(0)出来事

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