2025年02月04日
春の小川
おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2025.02.04第一面より引用掲載させていただきました。
春水と水草互(みくさかたみ)に梳(くしけず)り
正木ゆう子『玉響』(たまゆら)

春の野川の岸辺が思い浮かぶ。
水草は、水中に生えている水草とも、岸辺にあり、絶えず春水に触れ、弄(もてあそ)ばれながら流されまいと留まっている草とも受け取られる。
「互に」とあるから後者であろうか。そこに互い違いの代わりばんこの秩序が感じられる。
春は雪解け水が一瞬一瞬に増える。流れる水も岸辺の草も相手により梳られる。水も整えられ、草も枯草が削がれる。地味な着眼であるが、春の訪れとは小さなドラマから始まる。心洗われる句だ。(宮坂静生)
※日本農業新聞2025.02.04第一面より引用掲載させていただきました。
春水と水草互(みくさかたみ)に梳(くしけず)り
正木ゆう子『玉響』(たまゆら)

春の野川の岸辺が思い浮かぶ。
水草は、水中に生えている水草とも、岸辺にあり、絶えず春水に触れ、弄(もてあそ)ばれながら流されまいと留まっている草とも受け取られる。
「互に」とあるから後者であろうか。そこに互い違いの代わりばんこの秩序が感じられる。
春は雪解け水が一瞬一瞬に増える。流れる水も岸辺の草も相手により梳られる。水も整えられ、草も枯草が削がれる。地味な着眼であるが、春の訪れとは小さなドラマから始まる。心洗われる句だ。(宮坂静生)
Posted by ゴンザレスこと大西實 at 15:53│Comments(0)
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