2024年08月13日
お盆の迎え火、送り火
おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2024.08.13第一面より引用掲載させていただきました。
芋殻火(おがらび)の終わりに息を足しにけり 西山睦『春火桶』

八月の入り盆が来る。夕方に芋殻火を焚き、仏を招く。芋殻はぱああと燃えてしまい、物足りない感じか。その余韻を「息を足し」といった。あるいは、送り火ともとれるが、ここは迎え盆とみる。迎え火も送り火も儀式である。そこに郷愁がある。
わが家では樺火(かばび)を焚く。油煙が立ち、炎は激しく、跡に焦げ跡が付く。
私は淡いのがいい。芋殻火を焚いてみたい。ぽつぽつ焚かれる側に回るが、向こうからは見えるかしら。先方からのため息が聞こえる気がする。(宮坂静生)
※日本農業新聞2024.08.13第一面より引用掲載させていただきました。
芋殻火(おがらび)の終わりに息を足しにけり 西山睦『春火桶』

八月の入り盆が来る。夕方に芋殻火を焚き、仏を招く。芋殻はぱああと燃えてしまい、物足りない感じか。その余韻を「息を足し」といった。あるいは、送り火ともとれるが、ここは迎え盆とみる。迎え火も送り火も儀式である。そこに郷愁がある。
わが家では樺火(かばび)を焚く。油煙が立ち、炎は激しく、跡に焦げ跡が付く。
私は淡いのがいい。芋殻火を焚いてみたい。ぽつぽつ焚かれる側に回るが、向こうからは見えるかしら。先方からのため息が聞こえる気がする。(宮坂静生)
Posted by ゴンザレスこと大西實 at 08:22│Comments(0)
│出来事
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